市川の住宅 〜入れ子の隙間を愉しむ〜
作品情報
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市川の住宅
千葉県市川市
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設計担当:納谷学、太田愉
構造設計:多田修二構造設計事務所 多田修二
施工業者:剛保建設株式会社 義本範人
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構造形式:RC造2階建(一部木造)
竣工年月:2010年5月
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敷地面積:225.00㎡(68.06坪)
延床面積:152.55㎡(46.15坪)
1階床面積:79.45㎡(24.03坪)
2階床面積:73.10㎡(22.11坪)
ロフト階床面積:17.50㎡(5.29坪)
市川の住宅
千葉県市川市
「市川の住宅」は、鉄筋コンクリートの箱を入れ子構造によって構成しています。
外側の箱は、隣地や道路との関係をコントロールできるように開口部の大きさや位置を決め、内側の箱にはLDKや主寝室といった居住スペースを計画しました。
つまり、外側の箱は外部との関係を和らげ、内側の箱は生活空間のプライバシーをしっかりと守るようにしています。
そして、入れ子の隙間のスペースは内側の生活から少しはみ出たもの、例えば玄関や駐車スペース、リビングとつながるデッキスペース、浴室水周りなど、外部との関係を持ちながら内部とも繋がり、光溢れ風が気持ちよく抜け、生活を豊かにする余白の空間として機能します。